2009年の後半、在ウブドの友人たちから、「協賛店を募って、ロゴ入りエコバッグをつくろう!」
という提案がありました。廃品回収活動を続けているUEPですが、つまるところ「リサイクルは最後の
手段。ゴミは出さない、もらわない、がベスト。」という考えを持っています。
そこで友人たちから出されたさまざまなアイデアを盛り込んで、UEPのエコバッグを作ることにしました。
デザイン&プロデュースはカフェ・アンカサのK氏が全面的に協力。すばらしい才能を発揮してくれました。
その他数名のサポート・努力の甲斐あって、2010年1月、ついにファースト・バージョンが完成!!
ウブド協賛店での一斉発売日は1月30日、昼の12:00に決定しました。
販売価格は一律Rp.40.000ですが、協賛店舗によっては無料進呈の場合もあるかも?
Vol.1の協賛店(ショップ・飲食店・ホテル)は、次の29軒のラインナップ。(アルファベット順)
(*一部の協賛店では、販売していないこともあります。)
以下は、今回の企画書の一部です。ご一読下さい。
企画概要
Ubud Eco Project(以下UEP)は、ウブド在住日本人の有志が中心となって活動を開始したボランティア
グループです。活動の一環として、エコバッグを作成、普及に努め、いわゆるレジ袋を極力使わないように
しよう、という呼びかけを展開する運びとなりました。
日本を始め各国でかなり普及しているエコバッグですが、旅行先であるバリにまでエコバッグを持参している人は
ごく稀だと思われます。私たちは在住者だけでなく、観光客の方々にもバリやウブドのゴミ問題に関心を持って頂き
たいと考えました。外から来ている私たちが極力ゴミを出さないように、広く自発的な行動を促すために、ウブドの
あちこちのお店で同時多発的且つ継続的にエコバッグを販売し、
・少しでもレジ袋の無駄遣いを減らそう
・バリ、ウブドでも環境問題に取り組んでいる人達がいるということを知ってもらおう
・どうしても出てしまうゴミは分別収集してリサイクルに回すことがバリでも出来るということを知ってもらおう
というのがこの企画の狙いです。
企画内容・協賛店募集
エコバッグ作成にあたり、ウブドに在店している商店・飲食店から広く協賛を募っております。
協賛店のロゴをバッグに入れる事で「ウブド発」を強調し、ウブドリピーターやウブド好きな旅行者の方々にアピール
する材料にしたいと思っております。
協賛金の行方
いただいた協賛金は、エコバッグの制作費に充てる他、以下の使い道を検討しております。
・ウブド内の数カ所に設置するゴミ箱(プラスチック、リサイクル可能な不要品専用のもの)の購入費。
設置箇所は協賛店の中から募り、ゴミは影武者で保管、一定量溜まったところでリサイクル業者に譲渡。
・Clean Up Bali !(バリ日本人会で発足したゴミ・環境問題を改善していこうというボランティア・チーム)が
現在作成中の「バリ・エコ・カルタ」を購入し、ウブド内にある小学校へ寄付。
「バリ・エコ・カルタ」は、バリの子供たちを対象に、環境・ゴミ問題をテーマにして企画された
カード・ゲームです。かるた遊びを通して子供のうちから環境問題に関心をもってもらい、
ゴミや温暖化、緑化などの基礎知識をつけてもらおうというボランティア活動を支援します。
この他にもなにかアイディアがありましたら是非ご一報ください。
エコバッグの仕様
布製 縦39cm×横38cm、マチ10cm
表面のみの3色カラー印刷
内ポケット付き(UEPのロゴが入ります)
「Tidak usah plastic supaya Ubud bersih」
(美しいウブドのために、プラスティック・バッグは要りません)の一文が入っています。
インドネシア語の出来ない観光客の方でも、買い物の時、これを見せれば意思が伝わるように
との狙いです。